| 【寺見流剣術】 (じげんりゅう) |
今から450年ほど前(戦国時代)、薩摩国・寺見寺(じげんじ)の甲野善衆(こうのぜんしゅう)和尚が霧島嶽に出現した天狗から兵法を教えられ、編み出した流派とされる。 系譜的には初め6代までは高弟が相互に継ぎ、第7代からは中島家が第13代まで師範を務めた。14代以降は松本家に代わって当代(第17代)に至っている。 寺見流目録には書目録と図目録の二通りがあり、このうち寺見流兵法図目録はふんどし一つの裸体の図で双方の男の姿(形)を説明してあり、大いに参考になるという。 特徴としてはきわめて実戦的で、剛毅。形も簡単に仕組んであり、込み入っていないので習いやすい。武器は木太刀と袋竹刀を使う。 どの伝書にも 「うたばつめ(討たば詰め) ひかばかかれよ(引かば掛かれよ)島小船 たたみかくる(畳み掛くる)は 波のよせぎり」 と書かれているという。 ◇連絡先 17代宗家 松本泰吾(熊本市保田窪本町3−63) ◇ 系統 甲野善衆―都甲肥前―村上主税―内田十太夫―太田黒加兵衛―渡辺弥兵三兵衛―中島弥兵衛―中島源助―中島源之允―中島大次郎―中島十之允―中島八十八―中島源之允―松本武一郎―松本雅喜―松本武男―松本泰吾 *系統は寺見流宗家資料による ◇練習場 宗家道場(熊本市保田窪本町) |
![]() 寺見流剣術(第19回熊本県古武道演武大会で) |
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